完全に同業者(レコーディングエンジニア、コンサート収録業者)向けの記事になります。
ヤマハサウンドシステム株式会社が2020年4月に「HYFAX MHN1」という三点吊り装置をリリースしました。
こちらの三点吊り装置、停止したときに傾きが発生しないように設計されていたり、タッチパネルで位置を数値で入力できてリコール性に優れていたり素晴らしい三点吊り装置なのですが、端子が6pin仕様に変更になっております。
3pinへの変換は基本的にホールに1本はあると思うので普通にAB収録であれば借りて済ませられると思うのですが、「1本しかないです」と言われることも経験上あるのでもっと多くのマイクを吊りたいときは持ち込みが必要です。
というわけで、6pin→3pin変換ケーブルを制作しようと思ったときに得た情報の共有です。
6pinのプラグは、ノイトリックだとNC6MSXXが適合します。受注生産品らしいですがトモカ店舗に在庫は置いてありました。ITT派の方はXLR6-12Cをどうぞ。
6pinのアサインは以下になります。
- 1 → 1ch Ground
- 2 → 1ch Hot
- 3 → 1ch Cold
- 4 → 2ch Ground
- 5 → 2ch Hot
- 6 → 2ch Cold
最大6chまで吊ることができるので、3本持っておくと安心ですね。